こんなお悩みはありませんか。
子どもの頃に掃除の習慣を身につけるべき6つの理由
子どもに掃除を習慣化してもらうための6つのコツ
こんにちは、ぽんきちです。
今回は、子どもが小さい頃に掃除の習慣を身につけるべき6つの理由と掃除の習慣化のための6つのコツをご紹介します。
勉強や運動もできて、いい会社に入って・・・
でも、家に帰ってみると服は脱ぎっぱなし、足の踏み場もないほどゴミは溜まって、ホコリが積もった部屋での生活。
もし、わが子がこんな風になってしまったらどうでしょうか?
と思うかもしれません。
ベネッセ教育総合研究所の子育て生活基本調査の結果でも、
小学生〜中学生の親の「子育ての気がかり」の上位に片づけ・掃除がランクインするほど。
掃除や片づけというのは、健康で快適な暮らしをするために、人生において欠かせない生活力であり、基本的なスキルでもあります。
- 汚れたら、すぐに拭き取る。
- 落ちているゴミを見つけたら、すぐにゴミ箱へ捨てる。
これら一見簡単に思えることでも、意外とできていないものです。
最初はマネっこでOK!
小さい頃からどんどん掃除のお手伝いをしてもらって、褒めてあげ、掃除の楽しさと達成感を感じさせてあげるといいですね。
子どもの頃に掃除の習慣を身につけるべき6つの理由
子どもの頃に掃除の習慣を身につけるのがどうして大切なのか、順番にお伝えしていきます。
子どもが自ら考えて生きていく力、生きるために必要な「生活力」が身につく
掃除をする中で、
- どうやったらもっとキレイにできるかな?
- 効率よく掃除をするにはどうしたらいいかな?
- どんな道具を使うのがいいのかな?
と、子ども自身が考える力が身につきます。
例えばお風呂掃除をする時でも、
まず最初はこれをして、次にここを擦って・・・と子ども自ら考えながら身体を動かしていくうちに、自分なりの段取りを見つけていきます。
床よりも壁から掃除した方がいい
汚れがたまる排水口の掃除は最後が良さそう
と感じたみたいです。
計画をたて、全体の段取りを考えてから物事に取り組む力が身につけば、掃除だけに限らず、子どもが生きていく色々な場面で役立つはず。
掃除を通して、生きていくために必要な総合的な生活力が身につきます。
自己肯定感が高まる
掃除のお手伝いをして、褒められ喜ばれると、
- 自分は必要とされている
- 誰かの役に立てる
- 自分で掃除できた
という気持ちを持てるので、自己肯定感が高まります。
家族という一番小さな共同体の中で、大切な人の役に立つという喜びは、子どもが自分に自信を持って生きていく為の大切な礎となるはずです。
優しい思いやりの心が育つ
掃除をして喜ばれることで、人を助ける大切さや、奉仕の精神が芽生え、優しい思いやりの心が育ちます。
家族の役に立ったという誇らしい気持ちをもつことができ、感謝され、認められることで、健やかな心も育みます。
家族全員が快適に暮らすためには、家族に対しても思いやりの気持ちが大切。
自分が掃除をする中で、”汚してしまうと後の掃除が大変だな”と思えるようになると、汚さないようにしようと気をつける心も芽生えますよね。
相手の気持ちを察してあげて、自分にできる事を探す、その上でそれを形にすることができる行動力も、掃除をする中で学べます。
小さい頃の方が、抵抗感もなく身につきやすい
小さい頃の子どもは、親のマネっこが大好き。
楽しそうに掃除している親の姿を見せてあげることで、自然と掃除に興味を持ってくれます。
親の行動をマネしたがるので、掃除をしたがった時は絶好のチャンス!どんどんお掃除をさせてあげましょう。
そして、自分も掃除ができた!と喜びを感じることができれば、それが達成感になり、掃除へのモチベーションも上がるはずです。
なぜ子どもが小さい頃に掃除を教えるかというと、ある程度大きくなると素直に言う事を聞かなくなるからです(笑)
理由としては、
- 他に楽しいことを自分で見つける
- 友達と遊ぶのが楽しくなる
上記のような理由からも、親のまねっこをしたがる子どもが小さい時期に、ぜひ掃除の習慣をつけてあげましょう。
身体や頭を使ういい機会になる
掃除をする時には、手や身体、頭も使います。
雑巾がけ一つとってみても、床に足と手をついて雑巾を押さえながらまっすぐ進むためには、体全体の筋肉を使いますよね。
腰を上げながらバランスをとって進むので、体幹も鍛えられます。
また、子どもにとっては、雑巾を絞る動作だけでも一苦労。
雑巾をキレイに絞るには、左右の手を逆の方向にひねる力が必要ですし、慣れるまで何度も繰り返す必要があります。
将来的に親も子供も助かる
子どもが小さい頃に掃除の習慣がついていると、
- 子ども自身にとって、生きていく上で必要な生活力が身につく
- 親にとっても、子どもが自主的に掃除をしてくれるので負担が軽くなる
いいことづくしです♪
忙しい中、子どもに掃除を教えるのは大変な時もあります。
自分がやった方が、キレイで早いし・・・
でもいつか上手になると信じ、危ないところだけ気をつけてあげて、その他は基本的に見守るという姿勢が大切です。
子どもも自分のペースで考えながら取り組むことで、少しずつ掃除も上達してきますよ。
わが家でも、最近はお風呂掃除は子どもに任せてますが、子どもなりに一生懸命考えて掃除してくれてます。
子どものためにも、そして自分自身が楽になるためにも、小さい頃から少しずつでも掃除を教えて、習慣にしていくのがベストですね。
子どもに掃除を習慣化してもらうためのコツ6つ
次に、子どもに掃除を習慣化してもらうための6つのコツをご紹介していきます。
親子で一緒に掃除の時間を楽しむ
もし、子どもが掃除をしたがらなかったら、率先して親が楽しく掃除する姿を見せてあげるようにしましょう。
そして、時には子どもと一緒に掃除をする時間を楽しみます。
最近、お風呂掃除がブームのわが家の子どもたち。
私がお風呂を出る時に掃除をしていたのを見て、マネっこして掃除をしてみたくなったようです(笑)
この間、よく汚れが取れるメラミンスポンジの使い方を教えてあげたら、
と凄く喜んでくれて、親子で楽しく一緒にお風呂掃除ができました。
できた事に目を向けて、しっかり褒めてあげる
小さい頃は、掃除といってもなかなか上手にできないですよね。
でも、細かなことは気にせずに、できた事を具体的に言葉にして褒めてあげることが大切です。
(例)
「おふろがキレイになってママ嬉しいな、ありがとう!」
「◯ちゃんのお陰で、床がピカピカになって気持ちいいね」
「机を拭いてくれたからすぐにご飯の準備ができるよ、助かるなぁ」
ちょっとしたことでも、自分のした事が認められるのは嬉しいこと。
認められることで、自分に自信が持てるようになり、それが積み重なることで「自分はやれる」という自分を信じる気持ち、「自己肯定感」が育まれます。
小さなことでも見逃さず、できた事実をしっかり褒めてあげましょう。
掃除を頑張って褒めてもらえることで、掃除する=喜びにもなりますね。
”キレイになると気持ちいい”と子ども自身に実感してもらう
掃除をしてピカピカになった部屋をみて、”キレイになると気持ちいいんだ”と子ども自身に実感してもらうことも重要です。
いつもキレイにしておくのが当たり前になると、それを常にキープしようと自然と努力するようになります。
そうなればこっちのものです。
子どもの役目、仕事として掃除を任せる
家族の一員として、何か自分に仕事を任されるのは、小さい子どもでも嬉しいものです。
幼児の頃からどんどんお手伝いしてもらって、家族のために協力して掃除をするのが当たり前になる環境を作ってあげましょう。
- みんなで過ごすリビングだから、みんなでキレイにしようね。
- トイレやお風呂場もみんなで使うから、気持ちよく使えるようにしておこうね。
子どもにできることを任せてあげることで、子どもも一人前と認められていると自信を持つことができます。
家族の中で自分の役目をもらい、それをきちんとこなすことで、自分も家族の一員であるという自覚も生まれます。
そして、家族の一員として働く意識をもつことで、社会にでて大人になっても「誰かのため」を考えて動けるような子どもに育ちます。
これからの人生で、良好な人間関係を築くためにも役立ちますね。
ご褒美シートを作る
掃除がきちんとできたらシールを貼っていく、ご褒美シートを作ってあげるのもオススメです。
子どもは、シールを貼るの大好きですよね!
わが家では、以前からお手伝いをしたら自分の好きなシールを貼れるご褒美シートを作ってましたが、自主的にお手伝いをしたがってくれて効果抜群でした。
気長に見守る
掃除をするといっても、小さいうちは上手にできないのが当たり前。
親がしてしまう方が楽だし、さっとできてしまうので、子どもが掃除している時についつい手を出しそうになりますよね。
掃除を習慣化させるためには、親が手を出さずに、子どもの行動をじっくりと見守ることが大切です。
手を出したくなっても、子どもがやり遂げるまではじっと我慢。
できなくて困っている時には手を差し伸べてあげてもいいですが、あくまで主体的に行動するのは子どもで、親は見守ってあげるぐらいにとどめましょう。
掃除を習慣化するには、親の根気と忍耐も必要ですね。
まとめ:子どものうちから掃除の習慣を身につけて生活力を鍛えよう!
今回は、子どもが小さい頃に掃除の習慣を身につけるべき6つの理由と掃除の習慣化のための6つのコツについてご紹介しました。
子どもが掃除をすることで育つ力は、思っている以上にたくさんあります。
責任感・自立心・・・「自分の仕事」として認識し、達成する
忍耐力・集中力・・・掃除が終わるまでのがんばり!
自己肯定感・・・「自分で掃除ができた!」という喜びと誇り
掃除によって、衛生的な感覚を育て、清潔に日々を暮らす力は、これからの時代を生き抜くためにも必要な能力です。
- どこをどうキレイにするか
- どれぐらいの力加減で擦れば、汚れが落ちるか
- どのぐらいの時間で掃除できるか
掃除をする中で、生活技術の基礎を身につけることができ、また合わせて計画性や段取り力、実行力も身につきます。
この「生活力」を教えていくのは、親がするべき大切な知育の一つ。
人として豊かに、幸せに生きる基礎でもある生活力を身につけさせてあげましょう。
少しでも、今回の記事が参考になると幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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